冬支度といえば、真っ先に思い浮かべるのは、コートやダウン、セーターなどの衣類をそろえること。そして、エアコンやストーブなどの暖房器具を用意することですよね。中には、カーテンも断熱性の高いものに変えるなど、インテリアに工夫をこらすという方もいるでしょう。
こうした環境面の冬支度もとても大切ですが、それと同時にぜひ進めたいことがあります。それは、ご自分の「体」の冬支度です。
もともと私たちの体には、「温度調節」の機能があります。寒いときに体温を上げて、暑いときに体温を下げる機能です。
たとえば、寒いときに身体が震えて鳥肌が立ちますよね。あれは、体の熱が外へ逃げないように毛穴が閉じることによって起こる現象です。立毛筋という皮膚の筋肉が収縮することで、毛穴をふさいでいるのです。
逆に、暑いときは汗を出して、汗が蒸発するときのエネルギーで身体を冷やそうとする作用が働きます。
残念ながら、現代人はこうした体温調節の機能が鈍くなっています。それは、冷暖房への過度の依存や生活習慣の乱れによって自律神経のバランスが崩れていることが、大きな原因だと考えられています。
体温調節の機能低下が招く大きな弊害が、「低体温」です。低体温とは、1日を通じて体温がおおむね35度台と低めにとどまっている状態のことですが、最近、低体温の人が増えており、子供にも広がっているといいます。全国の小児科医を対象に行ったアンケート調査では「低体温の子どもが増えている」との回答が8割近くを占めたそうです。
低体温になると、免疫力が低下します。体温が1度下がると免疫力は30%ダウンすると言われています。体内でウイルスや細菌、異物が増殖しても、免疫機能を持った白血球が十分に機能できず、病気になりやすくなるのです。
低体温を解消するには、お腹を温めることが効果的です。腸が温まって活発に働くようになれば、血液循環、新陳代謝、解毒作用が盛んになります。
へそヒーリングは、お腹を刺激することで、腸に流れる血液をポンピングし、全身に循環させる健康法です。数分のへそヒーリングで、お腹から手足の先まで温かさが広がっていくのを感じることができます。また、へそヒーリングの前後に脳波測定を行った結果、脳波が安定し、緊張が和らぐことが分かりました。こうしたへそヒーリングのリラックス効果により、自律神経のバランスが回復し、本来の体温調節機能が回復することが期待できます。
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