「ヤセ菌」を増やし、「デブ菌」を減らすへそヒーリング

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健康のバロメーターは「快食、快眠、快便」とよく言われます。この3つがそろっていれば、健康でいられるし、ダイエットも成功しやすくなるとされます。

このうち、「快食」と「快便」は直接、お腹の健康にかかわります。お腹のどこかが悪ければ、下痢や便秘で苦しむことになりますし、ストレスなど精神状態を敏感に反映するのもお腹です。肥満もお腹が深く関係していることはいうまでもありません。

つまり、健康をシンプルに定義すると、腸が強く丈夫なら健康で、腸が弱いとあらゆる問題が生じる、ということになります。

実は、腸の中にある細菌が、私たちの太りやすさに関係しています。人間など哺乳類の腸内には、1000種類以上の細菌がすんでいます。その総数は、人間の場合で100兆にものぼります。そして、この腸内細菌のほとんどが、バクテロイデス類かファーミキューテス類のいずれかのグループに属しています。

アメリカのワシントン大学の研究では、太ったマウスとやせたマウスの腸内細菌を比べたところ、太ったマウスは、バクテロイデス類が50%以上も少ないことが分かりました。人間の場合も、太った人ほどバクテロイデス類が少なくなっていました。

こうしたことから、バクテロイデス類は「ヤセ菌」と呼ばれ、ファーミキューテス類は「デブ菌」と呼ばれるようになりました。この2つのバランスを変えることで、肥満を改善できると考えられています。

ヤセ菌を簡単に増やす方法が、へそヒーリングです。へそをリズミカルに押すと、その振動を通して、良い腸内細菌が増えます。その時、丹田は温かくなり、頭は冴えます。つまり、お腹が強く丈夫になるということです。

へそヒーリングをすると、「意識」が目覚めます。腸内で良い菌を作るのは、その腸の持ち主である「私」の仕事ですが、その仕事をこなすには、私の意識が目覚めている必要があります。へそをほぐしてお腹が温まり、頭が冴えると、細菌が調和して、健康・幸せ・平和をもたらすのです。

腸内環境の状態はメンタルな面にも大きな影響を与えます。腸と脳に関する研究の権威であるカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のエメロン・マイヤー教授は「病気は、心の状態、食べ物、遺伝情報はもちろんのこと、地球環境などからも影響を受けている」とし、「『へそヒーリング』が健康といったレベルを超えて社会的、経済的に大きなムーブメントになってほしい」と話しています。